2018年10月26日金曜日

【独白】自己責任論

武装勢力に3年前拘束された安田純平さんが25日夕、帰国した。...



安田さん帰ってこれて、良かったですね。


で、自己責任論っていうのが巻き起こってるようですね。
3年前にも起こってた気がします。


詳しい論は知りませんが、
マスコミ系では自己責任論が出るなんておかしい!的な擁護の姿勢ですね。
シリアの武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが解放された
テレビ朝日解説委員の玉川徹氏は「羽鳥慎一モーニングショー」で自己責任論を強く否定
戦場ジャーナリストの志葉玲氏や、ジャーナリストの布施祐仁氏も労いの言葉を述べた...
 2015年6月にシリアで行方不明となり、イスラム過激派組織「シャーム解放委員会」(旧ヌスラ戦線)に拘束されていたとみられるジャーナリストの安田純平氏が解放…...
内戦下のシリアで2015年に消息不明となり、武装勢力から解放されたフリージャーナリストの安田純平氏(44)が10月24日、日本に向けて経由地のトルコから出国した。無事に解放されたのは、喜ばしいことだ。安田氏は…...
「自己責任論」は正しいのか? シリア拘束・安田純平さんの事件で考える...
いくつかピックアップ。

で、上のリンクを見てて気になった事。

まず、紛争地域に行って、拘束されるのは自己責任ですよね。

だって、危険って分かってて、そこに行って拘束されましたって、過失でしかないと思います。
国に派遣されてとか、誰かに脅されてってわけで行ったのでは無いんでしょ?(そうだったらごめんなさい)

例えば、工場で危険作業に就いていたとします。危険性と対価や安全管理や補償を知った上で、その作業をするわけですから、それで仮に指が無くなっても、指が無くなった事自体は自己責任だと思います。
指が無くなる可能性があるのが絶対嫌であれば、その仕事をしなければいい。
もちろん、労災おりなかったとか危険性を説明されなかったとか、会社に責任があるときは追求すればいいのです。
例えば、スタント会社に勤務してるわけでもなく、単純にスーパーヒーロー着地ごっこするぞ!と、2階から飛び降りて、膝を怪我したら自己責任です。その補償は誰もしてくれないでしょう。
ただし、病院で健康保険で税金が使われます。

今回の件は、仕事とはいえ、個人の判断・行動のはずです。
上の例でいう、労災の補償金=身代金・税金のように考えると、批判が出ても仕方がないと思います。
身代金自体だけでなく、救助に向けた国の活動が、他社のやつがプライベートで勝手に怪我したのになぜかうちの会社が補償金払ってる、みたいな状況に思えてしまう。しかも、怪我したのは自己責任かつこれが初めてではない。
そりゃあ自己責任でしょ、批判出るでしょと思います。

たしかに、死んでこいってのは過激ですが、迷惑かけやがって!ぐらい言いたくなります。



そして、一番思ったこと。

民主主義だの国民が知る権利だの書かれてるのですが、遠い国の内戦の話なんて、「悲惨だねぇ」みたいな感想持って終わりそうな気がします。平の国民が知ってどうするんですかね、というか、どうしたらいいんですかね。
教訓にしたらいいのか、国の方向性に口出したらいいのか、支援したらいいのか。

東洋経済のリンクにカタールの話が出てきて、へぇ~ってなりました。
ですが、じゃあ政治家でもないのに、こういった情勢を逐一把握しなければならないのか、ともなりました。
それこそ、政治家とか興味のある人が知っとけばいいのでは、と思います。
知る権利って表現の自由の受け手側の権利であるならば、知らなければならい義務ではないと思うんですよね。
となると、最低限、自分の身を自分で守るために全く無知は恐ろしい。
かといって、国際情勢なんか全部知ろうとしたら、他のことを知れなくなるのではないかと思います。自分の容量は大したことないので。
(そんなことより、早くインフィニティウォーの続きが知りたいです。)

なんていうか、報道してるから自己責任にならないぞ!、みたいな風に捉えてしまって、それって、その報道に興味ない人には通じないのではって思います。これも批判が出てる要因なのかな?

そんなんじゃだめだ!っていうならもっとその報道を、日本人が、平の国民が、知らなければいけない理由を報道してもらいたいです。
少なくとも、専門家でもないしそんなに賢くないもないので、私にはわからない。
あと、そもそも、フリージャーナリストが取材に行く必要性はあるのか?という事。いろんな人が現地にいるんだから、情報を得る方法は他にもあるのではと思います。

そういう説明とかが無いから、ただの金儲けだろって思われてしまうのでは?



あと、批判が出ることに対して、外国から見たら異常みたいな書かれ方がされてる点も気になります。

そりゃあ、そうだろうよ、日本なんだもの、異なるに決まってるじゃないですか。なんか擁護の仕方が無理やりな気がします。
擁護するなら、死ね、とかの誹謗中傷を辞めろ彼も頑張ったんだから!くらいにしといたらいいのに。
というか、なんでもかんでもグローバリズムすりゃいいってもんじゃないぞ、しかもそれ欧米リズムだろと、190カ国中何カ国がそういう考えなんですかと、思ってしまいました。
(ちなみに本家は脱グローバリズムしてる気がするんですが。)

保守左派の話になりそうでめんどくさいからこれはもういいか。



と、まぁ話がグダってしまったので、無理やりまとめると

・拘束されたことは自己責任(身代金とか、政府の関与とか、実際は置いといて)
・報道の必要性や方法がよくわからない

です。



ちなみに、批判側
シリアで拘束中の安田純平さんについてどうも日本の世論が冷たい。いつもならば「早く日本政府が救出すべき」という声…...
安田純平氏が武装勢力による監禁から解放されました。 彼は「ウマルです。韓国人です。」と名乗りましたが、その理由は何だったのでしょうか?それは事実だったのでしょうか? 報道とそれをどう理解するべきか、「自己責任論ガー」についても一言触れていきます。 安田純平が韓国人を名乗った理由「他の囚人に収容場所がバレるのを避けるため」 過去には「純平」と発言していた 小括:「安田純平の自作自演」という邪推は不毛 安田純平の批判と政府の責任の論点 1:「人の落ち度」危険地帯に行って拘束された者は非難されるべきか? 成果と悪影響が評価軸の一つ 安田純平個人に対する評価 「フリーのジャーナリストを育てろ」論は大手…...

上げるときりがないので、この2つ。


以上


最後に思いついたんだけど、実はフリージャーナリストは全員国に雇われて、大事な情報源だから国がちゃんと保護してるけど、それを公にできないから、批判を起こして注目をずらしてる説はどうでしょう。
無いか。

紛争地帯は一般人は渡航禁止で、守らなかったら守らないよってしたらいいのに。
情報源なんて、各国にエージェントがいるから、わざわざ民間人いらないでしょ?え?いないの?映画見すぎ?

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